チゲミョン[찌개면]【ノンシム:農心】
満を持して・・・と言うべきか、管理人のイチオシ、チゲミョンの登場です。
ノンシムの看板商品はもちろん辛ラーメンなのですが、あちらはどうしてもリスキーな部分があり、もうちょっとふつうに食べられるラーメンはないのか、と言ったときに登場するのがこのチゲミョンで、アチラのスーパーでも置いていないところはないくらいの定番商品です。
チゲとはご存じの通り「鍋物」のこと。韓国ラーメンが煮込み料理であることを実感させるネーミングとパッケージです。
農心ジャパンでは、定番ラーメンのパッケージを日本語表記に切り替えつつありますが、これなどは辛ラーメンの次くらいに早々と日本語化されました。
あ、ヤバイ、と思ったときにはもう、韓国語パッケージのチゲミョンは残念ながら日本では入手できなくなっていました。
一応、メインの商品名と惹句はハングルで書いてあり、翻訳してみると、
「もやしで、もっとさっぱりした・・・」
もやし、って、あのもやしでしょうか。ゴンナムルはたしかにもやしですが・・・
もやしを入れろっていうのかしら?
ちなみに丸囲みの中は「くらくら」・・・キミにクラクラ?(死語)
商品名は「くらくらチゲ麺」なのか?
クレクレタコラの親戚か?
★ ★ ★ ★ ★
日本語表記になって、作り方は一目瞭然。茹で時間4分から5分と超アバウト。
4分茹でればじゅうぶんですが、5分茹でてもあまり変わりません。腰が強いです。
ねぎ、ハム、ソーセージを入れたら、それってもう「ブデチゲ」なんですけど。
薬味として乾燥キムチが入っています。これもちょっとポイント高いです。
少し甘みのある、まったりした辛さのスープと、少々茹ですぎてもへなへなにならない、韓国ラーメンらしいごんぶと麺が、定番の貫禄を醸し出しています。
なお、この麺は十分な太さとコシがあってへたらないので、鍋の具(ラーメンサリ)としてもじゅうぶん使えると思います。
管理人にとっては、韓国ラーメンのスタンダードといえばこのチゲラーメン。極端な辛さではなく、辛味と旨味が共存していて、家庭料理のチゲに通じる味があります。いろいろな特色のあるラーメンが並ぶ中で、いつでもレファレンスとして戻ってゆける味として、いつまでも定番として頑張って欲しいラーメンです。
茹で時間:4~5分 麺の太さ:太麺 辛さ:
日本語表記のこの商品には、例の「MSG無添加」の表示がありません。日本人にはアピールしない、というか日本では全然問題になっていないと判っているのでしょう。
小売価格表記はありません。たぶん、現地では750ウォンではないかと思います。比較的手頃な商品です。