2008年12月アーカイブ: 韓流★ラーメン館

ジン(濃)ラーメン[진라면]【オットゥギ】

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ノンシム、サムヤン、パルド、3強の陰で地味に奮闘しているオットゥギ(だるま)の「ジンラーメン」です。ノンシムの定番「シン(辛)ラーメン」に語感が似ているのは当然、わざとでしょうね。値段は750ウォンですから、シンラーメンと並べて売るときには少し値引きをよくするのでしょう。

「辛口」とわざわざ断っているので、相当辛いのでは、と思われます。

乾燥薬味はニンジン、シイタケ、ネギで、ごくオーソドックスです。

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商品特長です。

・弾力性があって堅くて柔らかい麺に濃いおつゆと辛くてぴりぴりする味付けがよく調和した味です.

・辛い味とやさしい味、2種があります.

堅くて柔らかい、てなんだ?? 

どうやら「甘口(というか優しい味)」があるようです。
新宿の韓国食品店の売り場では見かけませんでしたが・・・辛くないと売れないからでしょうか。

濃いおつゆ、というところがウリのようですね。早速食べてみましょう。ちなみに茹で時間は4分です。

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・・・・・・ん? これは! ノンシムの「チゲミョン(チゲラーメン)」とほとんど同じ味。袋を見せずに出されたら「チゲミョンでしょ」って、言ってしまうかも。

そのくらい、麺も味もよく似ています。もともと、チゲミョンは味が濃く、甘みがあってなおかつ辛い、という、絶妙な味のバランスで私は大好きなラーメンですが、それにきわめてよく似ています。

見分けるには、具の中にキムチが入っているかどうか、確認しなくてはならないでしょう。

ライバルを研究した結果辿り着いた味なのか、それともたまたまなのか・・・?

味の特長は? と言われると困ってしまいますが、美味いか、と聞かれれば、私は好きな味です。う~ん、オススメしてよいものかどうか・・・

ともかく、具が少ないので卵を割って入れたいところ。

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この商品は姉妹品としてカップラーメンがあるようです。アチラではカップというのはハンデイサイズのものを指し、ビッグサイズのものはどんぶり、と言うようです。

いずれにしても、袋とカップでは麺がまったく違うので、個人的にはあんまり食指が動かないことは確か。

茹で時間:4分  麺の太さ:中太麺  辛さ:tongarashi_level02.png(2.5くらい)

ユッケジャン[육개장]【ノンシム】

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ノンシムラーメンの「ユッケジャン」です。

ユッケジャンは本来で言えば「牛のあばら肉でとったスープに長ネギなどを入れ唐辛子で辛く味付けした料理。」です。

SEOUL NAVI より

一般的には春雨が入るものですが、ノンシムではこれを、ラーメンにしてしまったというわけ。

yukkejyan_04.jpgパッケージに描かれたこの絵、とてもいい味を醸し出していますが、なにか謂われがあるのでしょうか。残念ながら判りませんが、『農心』のロゴとうまくマッチして渋いイメージです。

ちょっと、期待させますよね。

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製品特徴です。

・ ノンシム40周年"思い出のラーメン大祭り"でお客様の一番多い声援をもらって再誕生になりました.
・ 深くて辛くてぴりぴりするおつゆとコシが強い麺でラーメンの基本を新しくいかしました.

思い出のラーメン復活投票ナンバーワン、と、いうことは、リバイバルなんですね! しかも一番人気だそうです。

ノンシム、40周年だそうです。

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薬味はネギ、シイタケ、ニンジンのフレークが入っています。ユッケジャンは本来肉のスープですので、肝心の肉がないのがさびしいところです。生ハム、ローストビーフなどがありましたら、入れてみては如何でしょうか

味は、珍しくしょっぱい系と言えそうです。東京系、横浜系の、さっぱりした醤油ラーメンに唐辛子の辛みを利かせた味、とでも言いましょうか。脂っ気のないけんちん汁のような・・・と言ってもいいかもしれません。味そのものは強い方だと思います。

とんこつ系がお好きな方には、方向性が違うので好き嫌いは分かれるかも知れません。田舎のキムチ、というか、たまり漬けなどがお好きなら、オススメします。北の味、懐かしい味です。人気の秘密はその辺りかも知れません。ソウルも単身者が多いですからね。

いずれにしても、具を少し追加で入れたいところかもしれません。エゴマの醤油漬けなんか合いそう。韓国海苔を入れてもいいですね。

麺は一般的な油揚げ麺で、やや太め。しこしこした腰のある麺です。

茹で時間:4分30秒  麺の太さ:中太麺  辛さ:tongarashi_level02.png

セウンタンミョン(エビスープラーメン)[새운탄면]【ノンシム】



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とてもわかりやすい、ノンシムの『エビスープラーメン』です。

エビ味!〉って書いてありますが、名前のまんまです(^_^;)

ちなみに、ノンシムは「かっぱえびせん」のコピー商品を作っていますが、エビの写真がどうもそれからの流用のように見えます(^_^;)


もちろん、丸ごとのエビが入っているはずもなく、「調理例」と書いてありますので早合点しないでネ? (しないって!)


ところで、「セウタン(エビスープ)」という料理があるのかどうか、寡聞にして私は知りません。(食べさせてもらったことがない!)

海鮮料理の店に行けば、あるのかも知れません。是非食べてみたいです。


seun-tanmyon_03.jpg製品特徴です。

細くて弾力ある麺に新鮮でおいしい海老を原料で使ってセウタン味をそのまま感じることができます。


あや? と思ったのは、値段。

1000ウォンですか! これは高い。さすがエビ! 今までで一番高いんじゃないでしょうか。

seun-tanmyon_02.jpg作り方はいたってノーマル。550mlのお湯に、ドライの薬味と麺とスープを投入して4分30秒。 お好みで具を入れてね、というわけです。


ちなみに、添付の薬味ですが、エビ、ネギ、わかめ、ニンジン、乾燥肉、タカノツメとバラエティに富み、値段に応じたものになっています。

調理を始めると、乾燥エビとスープからぷ~んとエビの香りが匂い立ち、とても美味しそうです。思わず「おお!」と思ってしまいます。ただし、4分半煮ている間にアクが出てきますから、イヤでしたら掬って取ってください。もちろん、気にするほどではないので、そのままでも大丈夫です。

味はなかなかグッド。ちゃんとエビの味がしますし、香りが良いです。麺もモチモチっとして食べ応えがあります。1000ウォンの価値はありそう。オススメです。

茹で時間:4分30秒  麺:中太麺  辛さ:tongarashi_level02.png(スープを飲めるレベルです)