ソロンタンミョン[설렁탕면]【paldo】 - 韓流★ラーメン館

2008年8月23日

ソロンタンミョン[설렁탕면]【paldo】

ソロンタンミョン01.jpg

パルド(八道)ブランドの、「ソロンタン麺」です。

韓国料理はひとしなみにくて、辛いモノが苦手な方は食べるものが無い、あるいはなにを食べていいか判らない、と思われるかもしれませんが、韓国人も始終辛いものばかり食べているわけではなく、
ちゃんと辛くないごちそうもあります。その代表が「ソロンタン」。牛肉と牛骨、内臓を煮込んだスープです。白濁したスープはとんこつに似ていますが、元が牛なのでわりとあっさりしています。

ソロンタン解説

明洞でソロンタンの美味しい店(all about)

ソロンタンには春雨が入っていることが多いのですが、この商品はそれをラーメンに取り替えたもの、とも言えます。


製品特徴.jpg

で、商品特徴ですが、

・麺にイチォンサルを添加して柔らかくて弾力性があって堅くて, 行く麺が特進です.
・液状スープを使って濃くて淡泊なソルロンタンおつゆ味を感じることができます.

イチォンサル、が不明ですがなんでしょうね。
スープは液状タイプと粉末タイプの2本立てになっています。この液状スープがウリのようです。

作り方を見ると、

調理方法.jpg

先に粉末スープを入れ、液体スープは火を止めてから入れるようです。この手順は韓国ラーメンでは珍しいです。風味を大事にしているのでしょう。液体スープなので、煮込まなくていいのですね。

粉末スープに葱が入っていますが、それ以外の具はありませんので、自分で用意しましょう。
とはいえ、ソロンタンに入れる具はそれほど必要なく、辛みが欲しければ唐辛子やキムチ、そうでなければ炒りゴマ、紅ショウガなどがオススメです。

食べてみた印象では、まず麺は、日本のラーメンにとても似ています。コシもあり、なめらかさもある細麺です。ソロンタンなので、春雨を意識しているのかもしれません。
スープはとても旨いです。ニンニクも効いていて、コクがあり、深みのある味です。さすが液体スープにしただけのことはあります。ソロンタンはランチやモーニングメニューとして比較的どこの食堂でも出すメニューですが、本場韓国といってもピンキリなので、ヘタな食堂のソロンタンよりもこのスープの方が旨いと思います。

希望小売価格800ウォン。この値段なら食べてソンはないのではないでしょうか。
このラーメンをベースにして牛肉や野菜を入れれば立派に夕食のおかずになります。


ソロンタンミョン02.jpg

麺:細麺  茹で時間:3分  辛さ:tongarashi_level00.png


ちなみに、ソロンタンは二日酔いのときに、朝食として食べると良い、と言われます。
お腹の弱っているときにも胃に優しいので、辛いモノがお好きな方も、覚えておかれると良いと思います。

ソロンタン以外で辛くない料理としては、トガニタン(牛の軟骨のスープ)、コリコムタン(牛の内臓とテールのスープ)などがあります。
コリコムタンを分解したコリタン(シッポのみ)、コムタン(内臓のみ)というのもあり、ソウルにはそれぞれ専門店があり、店ごとに特徴を出しています。私はコリタンが大好きです。牛のテールはコンビーフを思わせる味と食感です。




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