ヨルラミョン[열라면]【オットギ】 - 韓流★ラーメン館

2008年4月27日

ヨルラミョン[열라면]【オットギ】

韓国ラーメンのメーカー、ラストに登場するのは、(株)オットギ。
オットギとはだるまのことで、ブランドロゴに、だるまのように丸い顔のキャラクターが描かれています。

韓国にだるまがあるのかどうか、筆者は寡聞にして知らないのですが、雪だるまはあるようです。
(「雪だるま」というドラマがあるくらいですから)

yeul_ramen01.jpg
yeul_ramen02.jpgで、この『熱(ヨル)ラーメン』ですが、はっきり言って『辛ラーメン』の類似品です。パッケージからして"狙って"いることは明らかですし、価格的にも『辛ラーメン』より
値引率が良く、あまり安売りしない『辛ラーメン』に比べお値打ち感をねらっているように思います。

パッケージの惹句は「火照った味」(たぶん)。

麺はちぢれ麺で、中太。弾力があり『辛ラーメン』に近い食感です。本家『辛ラーメン』の方がノンフライぽくなって垢抜けてきたため、昔の『辛ラーメン』そっくり、という感じ。


味はというと、さすがに『辛ラーメン』そっくりとは行かず、ほんのわずかですが
『辛ラーメン』よりは辛みがソフトです。やや甘味のある辛さ。むしろ『辛ラーメン』よりは同じノンシムの『チゲラーメン』がライバルかもしれません。

★ ★ ★ ★ ★

かやくは葱と人参、トンガラシ。わりとシンプルです。これだけではやや寂しいので、何か入れたいところ。生卵を落としてみると、マイルドでイイ感じになりました。『辛ラーメン』の時も書きましたが、辛いラーメンには卵がぴったり。


麺:中太、茹で時間:4分
辛さ:tongarashi_level02.png


この商品も、よくスーパーで5個パックを島陳で売っています。しかも、たいてい『辛ラーメン』の隣に並べてあります。

たぶん韓国のお母さんは、『辛ラーメン』より少し安い『熱ラーメン』を「どっちでもおんなじだから、安い方がいいわ」と言って買って行くのではないでしょうか。味は、断じて同じではありませんが、だからといって大騒ぎするほどではありませんから。

★ ★ ★ ★ ★

yeul_ramen_houto.jpg

↑ 調理方法。先にフリーズドライのかやくを入れるよう指示があります。
麺とスープは同時投入。

yeul_ramen_cut-here.jpg

↑ 「切るのはココ」 と読みます。韓国へ行くと、駅の出口などに【나가는 】(出るのはココ)と書いてあるのを良く見かけますが、それと同じタイプの平易な表示です。

余談ですが、日本のJRでは「출구(出口)」の表記が多いですが、西武線では「나가는 」をよく見かけます。


yeul_ramen_qr-code.jpg

↑ QRコードだと思います。ホームページが見れるはずですが、日本のケータイでは未対応の形式のようです。

yeul_ramen_cup.jpg

↑姉妹品の宣伝。カップラーメンです。カップもあるでよ! てワケで。
大きい方は「容器麺」と言ってるようです。丼・・・ですかね?


会社表記。ブランド名はオットギ。製造所はオットギラーメン。
本社、京畿道安養市東安区。工場、京畿道平沢市。
ソウルに本社を置いていないメーカーはここだけかも。

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