オジンオチャンポン[오징어 짬뽕]【ノンシム/農心】 - 韓流★ラーメン館

2008年5月11日

オジンオチャンポン[오징어 짬뽕]【ノンシム/農心】

ikachanpon01.jpg ikachanpon01.jpg
オジンオとは、イカのこと。日本人同様、韓国人も実に良くイカを食べます。もちろん、スルメイカです。同じ海で捕っているのですから当然です。
とはいえ、基本的にはキムチと、鍋の具材としての利用が多く、日本のように素焼きにして醤油で、というのは酒場でもあまり見かけません。お国柄でしょう。

そういうわけで、このラーメン、そのまんま「イカチャンポン」です。

「チャンポン」と言えば「長崎ちゃんぽん」が有名ですが、考えてみれば「チャ」という音が語頭に来る"和語"は無いのではないでしょうか。これは大陸系の発音です。そういえば、「チャンポン」はごちゃ混ぜにする、の意味に使いますよね。
沖縄料理の「チャンプルー」も語源は同じなのではありますまいか。

★ ★ ★ ★ ★

話がそれましたが、あまり説明の必要もなさそうな品物ですよね。

イカのキャラクターが可愛らしいですが、添えてあるキャプションは「ぼく、ちゃんぽんが大好き!」
・・・いやいや、お前、具だろう? 喰われる方じゃん! ってツッコミたくなりますが(^_^;) 

同封されている加薬には乾燥したイカフレークが入っていて、看板に偽り無し、なのですが、味そのものにも香りにもイカ臭さはあまりなく、一般的な辛いラーメンの一つ、というカンジです。

他の加薬としては、わかめ、ネギ、キャベツ(?)などが入っています。

★ ★ ★ ★ ★

会社表記.jpg

ikachanpon03.jpg

なお、ウラを見て頂くとおわかりのように、この商品はノンシム・ジャパンが輸入販売しており、調理方法も日本語で書かれています。・・・あれ? ノンシンとルビが振ってあるなぁ。日本人にノンシンと発音させてしまうと、たぶん韓国人には別の言葉に聞こえてしまうはず。ノンシムの方が発音としては近いです。「む」と言ってしまうとまた違うんですが・・・。


現地の同じ商品と味が違うかどうか、ですが、食べてみた印象では現地で買ってくるのと同じ味です。と、いうか、日本向けに味をわざわざ変えたりはしない、と思います。やや酸味のある辛さで、『辛ラーメン』とはちょっと変えてあります。ヤクルトの『ヘムルラーメン』と似た印象ですが、こちらの方が「酸っぱいキムチを入れたような」味に近いです。

麺は太め。典型的な油揚げ麺で、以前は『辛ラーメン』もこの麺だったはずです。そういう意味では、この商品も比較的古くからあるタイプの、スタンダードな一品と言えそうです。

辛さは、休まずに食べ続けられる限界に近いです。食べ終わった後、胸が焼けたり、手足がじんじんしたりするかもしれませんが、異常ではありません。(^_^;)
ぎりぎり、お尻へは来ないと思いますが、個人差があると思います。ほんと、ギリギリです。

麺の太さ:太麺、茹で時間:5分、辛さ:tongarashi_level02.png

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://hoshiusagi.net/mt_root/MT/mt-tb.cgi/27

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)