オジンオチャンポン[오징어 짬뽕]【ノンシム/農心】
オジンオとは、イカのこと。日本人同様、韓国人も実に良くイカを食べます。もちろん、スルメイカです。同じ海で捕っているのですから当然です。
とはいえ、基本的にはキムチと、鍋の具材としての利用が多く、日本のように素焼きにして醤油で、というのは酒場でもあまり見かけません。お国柄でしょう。
そういうわけで、このラーメン、そのまんま「イカチャンポン」です。とはいえ、基本的にはキムチと、鍋の具材としての利用が多く、日本のように素焼きにして醤油で、というのは酒場でもあまり見かけません。お国柄でしょう。
「チャンポン」と言えば「長崎ちゃんぽん」が有名ですが、考えてみれば「チャ」という音が語頭に来る"和語"は無いのではないでしょうか。これは大陸系の発音です。そういえば、「チャンポン」はごちゃ混ぜにする、の意味に使いますよね。
沖縄料理の「チャンプルー」も語源は同じなのではありますまいか。
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話がそれましたが、あまり説明の必要もなさそうな品物ですよね。
イカのキャラクターが可愛らしいですが、添えてあるキャプションは「ぼく、ちゃんぽんが大好き!」
・・・いやいや、お前、具だろう? 喰われる方じゃん! ってツッコミたくなりますが(^_^;)
同封されている加薬には乾燥したイカフレークが入っていて、看板に偽り無し、なのですが、味そのものにも香りにもイカ臭さはあまりなく、一般的な辛いラーメンの一つ、というカンジです。
他の加薬としては、わかめ、ネギ、キャベツ(?)などが入っています。
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なお、ウラを見て頂くとおわかりのように、この商品はノンシム・ジャパンが輸入販売しており、調理方法も日本語で書かれています。・・・あれ? ノンシンとルビが振ってあるなぁ。日本人にノンシンと発音させてしまうと、たぶん韓国人には別の言葉に聞こえてしまうはず。ノンシムの方が発音としては近いです。「む」と言ってしまうとまた違うんですが・・・。
現地の同じ商品と味が違うかどうか、ですが、食べてみた印象では現地で買ってくるのと同じ味です。と、いうか、日本向けに味をわざわざ変えたりはしない、と思います。やや酸味のある辛さで、『辛ラーメン』とはちょっと変えてあります。ヤクルトの『ヘムルラーメン』と似た印象ですが、こちらの方が「酸っぱいキムチを入れたような」味に近いです。
麺は太め。典型的な油揚げ麺で、以前は『辛ラーメン』もこの麺だったはずです。そういう意味では、この商品も比較的古くからあるタイプの、スタンダードな一品と言えそうです。
辛さは、休まずに食べ続けられる限界に近いです。食べ終わった後、胸が焼けたり、手足がじんじんしたりするかもしれませんが、異常ではありません。(^_^;)
ぎりぎり、お尻へは来ないと思いますが、個人差があると思います。ほんと、ギリギリです。
麺の太さ:太麺、茹で時間:5分、辛さ:
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